• ごあいさつ

ごあいさつ

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様には新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 日頃より当センターの運営につきましては、市民の皆様をはじめ、企業、団体の皆様のご支援とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
 昨年は川口市制施行90周年を記念し、メインホールにおいて、6月に川口市出身の浮ヶ谷孝夫氏指揮による演奏会を、11月には長きにわたり市政発展や自治振興、公共福祉増進などに貢献された方々への表彰や、川口市立高等学校、同校附属中学校による演奏、チャリティーのど自慢を開催いたしました。これまでの90年にわたる市民の皆様の努力の歴史が今の川口を形成しているように、これからの取り組みが未来の川口を創り上げていきます。これからも、「住みやすいまち」を超えて「さらなる選ばれるまち川口」を実現するため、市民の皆様に良質な文化芸術を提供できるよう、本市の文化芸術を担う文化施設としての役割を果たして参る所存です。
 さて、かねてより皆様にお伝えしているとおり、当センターは本年3月より約2年間、大規模改修工事のため休館となります。市民の皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、皆様に快適な鑑賞環境をご提供できるよう鋭意努めて参りますので、ご理解賜りますようお願いいたします。また、これまで当センターをご利用いただいた皆様への感謝の気持ちを込めて、休館前に特別事業の開催を予定しております。そして休館中は、川口駅東口にありますフレンディアや市内の様々な施設において、コンサートなど文化事業を引き続き開催し、文化芸術の振興が途切れることのないよう努めて参ります。
 大規模改修工事後には、新たに生まれ変わるリリアと、リリア西側隣接地に新設となる美術館の2つの文化施設が拠点となり、より素晴らしい創造空間を市民の皆様にお届けすると共に、未来を担う子どもたちに身近に文化芸術と触れあう機会を提供できるものと考えております。
 本年も文化芸術を通じての心豊かな市民生活の実現に向けて努めて参りますので、引き続きご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、新しい年が市民の皆様にとりまして、希望に溢れる明るい年となりますよう、心から祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

公益財団法人 川口総合文化センター 理事長
川口市長 奥ノ木信夫